子よ、と呼びかくべくあまりに遠い我が子は、ふらんす[#「ふらんす」に傍点]の巴里《ぱり》の都に
子よ、と呼ぶ声より先に我が眼には、早や涙秋雨にふるるつわぶき[#「つわぶき」に傍点]
あわれつわぶき[#「つわぶき」に傍点]の黄金《こがね》の花よその花の黄金色こそ、稚き日の子がいでたち――...2015/12/13
子よ、と呼びかくべくあまりに遠い我が子は、ふらんす[#「ふらんす」に傍点]の巴里《ぱり》の都に
子よ、と呼ぶ声より先に我が眼には、早や涙秋雨にふるるつわぶき[#「つわぶき」に傍点]
あわれつわぶき[#「つわぶき」に傍点]の黄金《こがね》の花よその花の黄金色こそ、稚き日の子がいでたち――...— posted by id at 10:02 am
2015/12/13
[#2字下げ]第二五課 母性愛[#「第二五課 母性愛」は大見出し]
[#ここから2字下げ]母という不思議な存在を子よ、あなた方、はっきりと意識のなかに入れていますか
母という不思議な謎を子よ、あなた方、はっきりと解き得たことがありますか
母という存在は、子にとってあまりに大きく意識...— posted by id at 10:02 am
2015/12/13
[#2字下げ]第二四課 軽い考え方・重い考え方[#「第二四課 軽い考え方・重い考え方」は大見出し]
ものごとを軽く考えても当を得ません。重く考えても当を得ません。軽からず重からざる考え方こそ至当だと思います。 しかし、人間の性質により、また同じ人でも時によって、ものごとを軽く考え過ぎたり、重く...— posted by id at 10:01 am